wimaxの通信特性を考慮して使い方を工夫しよう

wifiの特性

wimaxはギガ放題プランを契約することにより、月間通信容量無制限という特典を受けられます。しかし、契約内容に伴う速度制限とwimaxが持つ電波周波数特性により、LTEとは通信状況が異なる点があります。

では、LTE回線と比較してどのような点が異なるのでしょうか。

屋内に弱く屋外に強い周波数特性

wimaxが使用している2.4Ghz帯は、大手携帯電話会社が使用しているプラチナ電波と呼ばれる800Mhz帯域よりも高周波の電波を使用しています。

一般的に周波数が高いほど波長が短いために、データ転送容量が多くなる一方で電波に直進性が表れるわけです。

屋外ならば何ら問題なく使用出来るwimaxであっても、室内の窓から離れた場所では室内にまでwimaxの電波が回り込んで入りにくいために速度が十分に出なかったり通信が不安定になったりする場合があります。

周波数が低いほど電波が障害物に対して回り込める性質を持っているので、速度が遅いものの室内でも電波状況がよくなるわけです。

分かりやすい例としては、周波数が低いAMラジオは通信容量が低いために音質は悪いけれども全国に届き、周波数が高いFMラジオはエリアが狭いものの通信容量が多い分だけ音質が良いという違いがあります。

wimaxはFMラジオのように通信エリアは狭いものの通信容量と速度が大きいために、インターネット回線としては場所さえ工夫すれば快適に利用可能です。

移動中は基地局の切り替えがポイント

wimaxは周波数が携帯電話よりも高いため、1つの通信基地局でカバー出来る範囲が狭い代わりに設備投資を抑えられるメリットがあります。

電車内でwimaxを使用している時に通信が途切れてしまうのは、周波数が高く基地局のカバー範囲が狭いので移動中に基地局同士の切り替えに失敗すると一旦通信が途切れることがあるわけです。

しかし、音声通話とは異なりデータ通信用に使用するwimaxならば、バッファ容量を調整することである程度基地局切り替えに失敗しても途切れること無く動画を再生し続けることは出来るでしょう。

通話がメインの携帯電話では、基地局切り替えを高速化することで通話途切れを防いでいます。

緩やかな速度制限には気をつけよう

wimaxの通信状況は、通信する場所により異なるものの直近3日間で10GB以上の通信を行うと、18時~翌2時頃迄は約1Mbps程度に速度が制限されます。

1Mbps程度あれば標準画質動画配信サービス程度なら視聴可能ですが、用途により快適性が犠牲になると考える人もいるでしょう。

しかし、目線を変えれば分かるように限られた通信資源を公平に使い快適性を保つためには、著しい使い方をしているヘビーユーザーのみに対して規制を掛けることで平均速度が落ちないよう工夫されています。

wimaxの通信状況は、しっかり管理されているからこそ常に快適な通信環境が維持されているわけです。